2013年1月23日水曜日

NIRVANA LIVE AT READING


ボクの好きなバンドの1つ、Nirvana(ニルヴァーナ)のライブ映像です。

「LIVE AT READING」はファンの中で、最高のステージと呼ばれていますね!!



歓声の中をカート・コバーンは車椅子に乗って登場。
カツラを被っていて、雰囲気は精神病院にいるラリった女。

ギターを持ったまま マイクの前で立ち尽くす。
 ―――バタン、と倒れる。

そして起き上がって演奏が始まる。


物凄く印象に残るライブスタートです。



1992年に行われたライブですが、映像化されたのは2009年。
ボクはこれをアメリカのシアトルにあるEMPという音楽博物館で買いました。

なぜそこで買ったのかと言うと、
カート・コバーンやジミ・ヘンドリックス、フィッシュアンドチップスを目当てにシアトル旅行へ行っていたのです。

そこでEMPの存在を聞き、行くしかないな、と。

以来、このDVDは宝物です。



さてカートが自殺したのは、このライブが行われた2年後の1994年のことです。

もしかしたらこのライブも、カートにとっては「仕事」になっていたのかもしれません。
同年のMTVへの出演や聴衆の歓声が彼にとって喜びではなかったのかもしれません。

なぜこんなことを書いているのかと言うと、
彼が遺書に書いていた「ファンのみんなは悪くない」という旨の言葉に、本当に共感したからです。

 みんなは悪くない。
 でももうボクには耐えられないんだよ。
 悪いのは全部ボクなんだ。
 君たちを受け入れられないのはボクなんだ。
 
 理解しようとした。
 君たちはボクに好意を持ってくれている。
 本当にありがたい。

 でも理解できない。

そんな心境になったことがありました。
だから彼の気持ちはよくわかります。

そんなことを思ってるとき、「死ぬ」というのは、別にまったく重い事柄でもなんでもなくて、ただの1つの行動なのです。



ちなみに曲目は
・breed
・drain you
・aneurysm
・school
・sliver
・in bloom
・come as you are
・lithium
・about a girl
・tourette's
・polly
・lounge act
・smells like teen spirit
・on a plain
・negative creep
・been a son
・all apologies
・blew
・dumb
・stay away
・spank thru
・love buzz
・the money will roll right in
・d-7
・territorial pissings



陰鬱で、荒々しい。
自分でも良く分からない「何か」への反抗。
グランジだとか呼ばれていますが、本当のロックの形の1つだと思います。
 ある場所から出るため。自分の感性の開放。

ハマる人は物凄くハマるけど、嫌いな人は嫌いという、くっきりしたものであると思います。


しかし、これはオススメです♪





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